惰性と怠惰の日々

私がまだ、紅顔の美少年だった頃。（突っ込み禁止）
バスに乗った時の出来事でした。
停留所に止まり、前のドアの降車口から乗客が降りて・・
その時、降車口から一人の男性がバスに乗ろうとしたのです。
勿論、運転手さんが慌てて、後ろのドアの乗車口から乗るように案内します。
そして、その男性は乗車口から乗って。。また運転手さんが慌てて
「整理券をお取り下さい」と放送で案内をしたのです。
そして、乗って直ぐにお金を支払おうとしたのです。

そう、私はその時、この男性。
大人だけどバスの乗り方も知らない田舎者であると断定したのです。

そう、本当の事に気がつくのには、もう少し時間が必要でした。
東京に行ってバスの乗り方
それは、大都会東京のバスの乗り方だったのです。

それから、幾年が過ぎていったのでしょうか・・。
それは、唐突に訪れました。
私は知識としては知ってました。
電車のワンマンカーの乗り方。
そして、半自動ドア。
神戸線や東西線、京都線を走っている電車
２０７系や３２１系にも標準でドア開閉ボタンがついています。
でも、都市部では使われる事はないのです。

その時、私の目の前で電車が止まり・・
･････････････････････
開くはずのドアが開かないのです。

その時、後ろから中学生らしき男の子が・・
私の脇から、ドア横のボタンを押して乗り込んで行ったのです。

私に「電車の乗り方も知らない田舎者！」って顔をして・・。

この写真は、その後に撮った写真です。播但線だよ。