惰性と怠惰の日々

夏休みの家族旅行での、夕食および朝食がバイキングだった。
バイキング・・・素敵な響きだ。

でも、バイキングはタイミングが難しい。
遅く行くと無くなっていたり、乾燥して硬くなっていたり・・煮詰まっていたりする。
補充のタイミングもある。狙いの本命が無くなっても補充される場合がある、その時に併せていないと食べれなくなる。
だから、ウェイターさんの動きを目の片隅に置きながら、テーブルの補充を確認しないと成らない。
今回はホテルのバイキングであったから、品切れの恐れは少ない。
しかし、品切れした時に代替の品で思いがけない物が、出たりするから注意もしない成らない。
ここまで書くと・・そうバイキングとは、レストランとの駆け引きなのである。
駆け引きであるからこそ、、守らないと成らないマナーがある。
マクドナルドでトレーを片付けるようにマナーがある。
B.T.様が、よその人が使ったトレーでも、片付けるように守らないと成らないルールだ。
Y's-Factory | 20050817
バイキングのルール
それは残さないって事だ。

今回、愚息がやらかした。
彼は年中組に所属しながら、中年組に所属している私とは雲泥の差を発揮した。
なんと、最初に確保したのが、ソーメン。
馬鹿だ、馬鹿すぎる。
最初にソーメンなんて食べると、メインディシュが食べれないでないか・・・
普段家で食べれない、牛肉とか牛肉とか牛肉とか・・いいかぁー肉は豚とか鳥じゃないんだぞー・・それが食えないじゃないか！
あーあー情けない。

思い切って返品させようと思ったが・・そうも行かない。
食べた後、あれも食べたい、これも、あっあれも・・・
テーブルに積まれる色とりどりの食品・・・
思ったとおり、彼の視線はメインディシュを通り越してデザートへ。
テーブルには歯型の付いた串かつ、食いちぎった後の生ハム、見捨てられたサラダ。箸さえつけていないシュウマイ・・・
私も狙ったものが有った・・・でも・・マナーが・・・
普段、食いすぎる私を咎める嫁も視線が合図している。
バイキングそれは、子供の食い散らかした食品をお腹に詰める試練の時間と成っていた。