惰性と怠惰の日々

先日、焼肉食い放題、飲み放題の集まりがあった。
食い放題・・なんて魅惑的な言葉
焼肉・・・・なんて魅力的な言葉
その二つが合体した言葉・・なんて魅了するのか。
焼肉食い放題・・あ〜あ〜言葉を失い惑乱してしまう。

しかし・・・・・食い放題だと言って食いすぎると。
後で、後悔と懺悔の日々が待っている。
だから・・葛藤。
もし・・・この制限中のこの体重が増加すると・・・
翌日からの食事が食えない放題に転化する。

食えない放題・・なんて屈辱的な言葉。

そしてその、葛藤が箸を制限する。
しかし、目の前で焼かれる牛肉・豚肉・鳥肉・・・肉、肉、肉。
目をつけていた肉をさらって行く他人の箸。
肉だけではない・・・野菜が・・・
忘れ去られて、焦げていく。
肉の・・・はぜる脂、立ちあがる炎と煙。
あ〜あ〜焼肉。

ビールが廻ってくる。
ピッチャーで乾杯してしまう。
頭も目も廻ってくる。
ろれつは廻らなくなる。

元からない理性が飛んでいく・・・。
いつのまにか、箸は脂身の多い豚肉を選んで焼いている。

やはり、食い放題には理性を吹き飛ばす、飲み放題が不可欠だ。

次の日の朝、体重計に乗るまでの至福の時間が過ぎていく。