惰性と怠惰の日々

最近、電車に乗っても切符を買うことが無くなりました。
でも、電車には毎日乗ってます。
でも、切符は買いません。

毎日の通勤は定期券、そして日中の電車使用はそのＩＣＯＣＡ定期です。
大阪では、ＪＲ・阪急・阪神・京阪・そして大阪地下鉄で使えますので、ＩＣ定期が一枚あれば、切符の購買の煩わしさから開放されてます。

この、ＩＣカード（ＩＣＯＣＡ）は、東京のＳＵＩＣＡや私鉄のＰＩＴＡＰＡと違い前金制です。
ですので、このカードを使うには、ある一定以上のお金を事前に入金する必要があります。
余裕がある時は良いのですが、余裕がなくなると大変です。
逆に入金してあるお金を、卸したくなる時もあります。

今日は、そんな日でした。
散在している私には、ＩＣカードに入金するお金の余裕はありません。
久しぶりに切符を購入したのです。

久しぶりの切符。
久しぶりの切符でした。久しぶりのね。

降りる駅に着き、改札に近づきます。
ＩＣカードを取り出した時に気が着きました。
そう、今日は切符！。
切符で改札を出なくてはとね。

切符ですよね、スーツのポケットに・・アレッ、ズボンだったかなぁ？
イヤイヤ、小銭入れ・・・・ワイシャツの胸ポケットかも・・・

ない・・・
コートは、コートのポケットかも・・・ない。スーツのポケットの再確認を
胸のポケットは・・・内ポケット・・カバン？
通り過ぎる人が見ていきます。視線を感じます。
ダンダン焦りが、益々加熱していきます。
カバンも広げてみます。

ないのです。
切符時代は、意識して購入した切符は小銭入れに入れてました。
でも・・・意識がなくなってるのです。

結局、定期券のケースに入れた切符を発見しました。
無意識で入れたようです。


世の中が便利になって行きますが、それに比例して私のボケ方が激しくなってます。
ですので、世の中が不便に成ったほうが私の腐れた脳みその為には、良いのかも知れません。