惰性と怠惰の日々

今朝、鏡を見ながら・・ソロソロ散髪かなぁ〜
そう、私でも散髪に行かないと成らない。

散髪屋は・・安い所に行く。
そう、髪の毛が少ないから・・違う！


組合未加盟の所に行く。
組合に加盟している所では、４０００円は掛かる。
でも、未加盟の所では安く済む。

店に入ると、混んでいると長いすに座り、いつのか判らない程くたびれた週刊誌を手にとる。
パラパラとめくるうちに声が掛かる。
客の回転は速い。だから待ち時間も短い。
椅子に座ると、一応はどうしますかと聞いてくるが・・
あてにならない。
私も全体に短く程度しか言わない。
理由は流れ作業。
髪の毛を切る人、洗う人やヒゲを当たる人が変わっていく。
たまに、カットしている人が変わる時もある。
自動車工場の自動車の気分になれる。

担当が替わるとき、そのときに引継ぎが行われている形跡はない。
自動車工場で引継ぎが行われないと、前と後ろの色が違った自動車が出来るが、私の行く散髪屋では引継ぎの形跡はない。


カットしているとき、数多くの人の髪を切った後の鋏は・・・

痛い事が良くある。でも我慢。

終わると、油（整髪料）はどうします？と聞いて来る。
脂は余っているので、いらないと断る。
そして、沸けるのは自然にとお願いをするが、願いは叶った事はない。
ドライヤーと櫛を駆使して綺麗な七三分けにセットしてくれる。
文句は言わない。

黙ってお金を払って家に帰る
帰ってから、セットしなおしている。

苦情を言ったり、不満のある人は普通の理髪店に行く。
来ている人は
若い人も多い・・ただし小学生、そしてオジサン（私も含む）

そう、あなたの廻りで安い散髪屋に行っている人は。
世間を気にせずに生きていける小学生か、悟りを開いたオジサンです。