2005.11.15 Tuesday
故郷味問題
私の故郷の味・・なんだろう。
明太子かもしれない。 子供の頃は安くて、これだけでご飯を食べていた何杯も食べれた。 味のマルタイ あと、棒ラーメンも主食の一つだった。 中学生の頃、学校から帰ってきて自分で作ってよく食べていた。 この二つは今は何処のスーパーでも手に入る。 だから、なぜか、解らないけど、故郷の味と違う感じがしている。 だからかもしれない。 故郷に帰ると「おきゅと」が食べたくなる。 子供の頃は独特の風味が嫌であまり食べなかった。 でも、故郷でしか食べれない物があると、妙に嬉しくなる。 食べても、昔の味が蘇るだけで、独特の風味が美味しさに変化した訳でもない。 しかし・・・ 故郷も広い・・同じ県だけど、南に行くと違う食生活がある。 魚屋に行くと、ワラスボの干物やシャミセンガイ・・・ 生を見ると人間の食い物かと・・・疑問も生じてしまう。 そんな魚屋で、ヘンな物を見つけた。 最初は魚屋だっただけに、干潟に住む貝の一種かと思ったが・・・ ヒシの実。水生植物だ。 採取はタライに乗って行うらしい。 食べ方は塩茹して硬い外皮を包丁で割り、スプーンで穿りだして食べる。 味は、甘さの無い「栗」。 生まれた県の特産品らしいが・・・ 食べるのがめんどくさい。一々包丁で割らないと成らない。 これは故郷の味でない事にする。 まだ、家にあるが・・・ 子供は最初から見向きもしない。 嫁と二人でノルマを設定して片付けないと成らないかも知れない。 |