2005.11.23 Wednesday
巧みな匠問題
毎日の通勤電車の中で感心する人を見かけます。
勉強をしている人なんかもそうです。 つり革に掴まったまま、英語の勉強をしている人。 そんな人達の呟き声も良く聞えます。 時間を有効に活用しているんだと感心してしまいます。 私なんかは、ボケーッとして窓の外を眺めているだけですから・・・ 新聞を読んでいる人も多いです。 でも、新聞を読んでいるだけでは匠認定は出来ません。 私だって、それぐらいは出来ます。 東京で見かけた匠は凄かったです。 新聞一面を縦に折る事は普通です。 これをもう一回縦に折って、細長くして読みます。 東京の混雑した電車の中で新聞を読む為にはコレぐらいの工夫は必要です。 私も東京時代にトライした事がありますが、 ページをめくって行くのがジグソーパズル並みに難解です。 頭が混乱しだします。 通勤電車で寝ている人の中にも匠が存在します。 平気でイビキをかいて熟睡している人もいます。 舟を漕いで寝ていると思ったのに、 降りる駅の手前で目が覚めて平気平然で降りて行きます。 でも・・・でも・・・ 一番の匠は化粧です。 揺れる電車の中での化粧。 良くブレナイと感心してしまいます。 口紅なんか揺れてはみ出さないかと心配してしまいます。 って、ゆうかはみ出さないかと期待して見ています。 はみ出して焦る光景を見た事がないので匠なんですよね。 マスカラなんかは、もし揺れたら目に・・・ と思うと恐くなりもします。 ですから、電車の中で化粧している人を見かけると、感心して見つめてしまいます。 そんなある日、化粧をする人を見つめていたら・・視線と視線が合って・・ 恋は生まれません。 相手の目は「なに見てんだよ〜、このオヤジィ〜」と語ってます。 でも、私は相手のダマに成って重そうな睫毛に釘付けになっていました。 |