惰性と怠惰の日々

★旧名 日記でないと思う★

色々と有って・・・
惰性と怠惰で生きています
 
高所問題
私は高い所が苦手だ。
苦手なのは子供の頃からだ。
中学生の時、体の小さかった私は組体操で一番上にさせられる事が多く、組体操は嫌いだった。
一部の人間には羨ましがられたけど、私には恐怖体験でしかない。
それから、高さ方向に成長が止まったり、横に成長したドラえもん体型では、組体操の一番上になる事がなくなったのは、良かった事であった。

高い所に行くと、お尻の穴のところから背筋、そして首筋に電気が走る。
そして、足がすくみ行動不能になる。

ジェットコースターはスタート地点に上がるまでが最大の恐怖時間だ、タンタンタンと機械音がしながら、高いスタート地点に上がっていく。
ただでさえ高い所が苦手なのに、そこから始まる恐怖体験を考え「降ろしてくれ〜」と叫びだしたくなる。
観覧車でさえ乗りたくない。
あれは、私にすれば絶叫マシーンだ。

しかし、世の中には信じられない人が居て、高い所が大好きだと言う人もいる。
趣味でスカイダイビングなんて・・・信じられない。
昔、自衛隊の空挺団出身の人に話しを聞いた事がある。
最初の降下で、足がすくみ手すりにしがみつき、飛べない人がいるそうだ。
そういう人は、もういい、飛ばなくて良い っといって油断させ、しがみついた手の力を緩ませた所で突き落とすそうだ。
自衛隊のパラシュートは自動開傘なので問題はないそうである。

しかし、私がその立場で突き落とされていたら、恨みしか残らないだろう。
深夜の神社の森で頭にロウソクを立て、わら人形に五寸釘を打ち込む、ぐらいはする。

だいたい、高い所が好きな人は想像力がない。
この足場が崩れたら・・・
落下傘が開かなかったら・・・
なんて考えないのだろうか?

猿は高い木の上を枝をつたって移動する。
その猿にも「猿も木から落ちる」って格言がある。
猿だって高い木から落ちると私は理解している。

だから、猿でない私は高所恐怖症で良いと納得している。
| 独裸絵悶 | 問題シリーズ | 06:37 | comments(2) | trackbacks(0) |

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