惰性と怠惰の日々

この記事はぽっぽさんのブログ
ぽっぽのたわごと | 私はどうしたらいいんだ〜！！を読んで思い出しました。

夏休み中は、田舎に帰るのか、遊びにいくのか、朝の通勤時間に満員電車に乗ってくる家族連れに、何回か出くわした。
通勤客で混んでいる電車に乗ろうとする。
小さな子供を連れ、大きな荷物を抱えた家族連れだ。
ホームで見かけたり、電車の中で見かけると電車の乗り位置を変える。
それは何故か・・ハッキリ言うと迷惑なのである。
到着時間や後の事を考えると、通勤の時間帯になるのかも知れないが、同じ車両で近くになると、迷惑以外の何者でもない。

先日も他のブログを眺めていたら、こんな記事に出くわした。

故郷に帰るのにぃ〜いつもは車だけどぉ〜、電車で帰ったんですぅ〜
指定とかが良く判らないからぁ〜、自由席に乗ったんですよぉ〜、そしたらラッキーな事に空席が有って超ウレピーだったんですぅ〜
こっちへの帰りも、混んでいたんだけどぉ〜優しいおじ様が居てぇ〜、席を譲ってくれたんですぅ〜。

私は殴りたい、甲子園に出れなくても良い、殴りたい！。
頼むから、殴らせてくれ・・・
なぜなら、思い出す事があったからだ。
独身時代、帰省の為新幹線の指定席が取れずに、自由席を一時間ホームで並び、やっとこ座った席の横に、赤ちゃん連れの家族が来られたら、あなたならどうする？。
そのとき、私は必死に「念」を送っていた。
こっちへくるなと・・・
でも、虚しくその家族は私の横へ・・
周りを見渡すと乗車したばかりなのに、狸寝入りの人ばかり・・・
私は「念」を送ったり、廻りの観察で忙しく起きているのは一目瞭然。
私の心臓は小さいしぃ、毛も生えていない・・・若かった。
だから、席を譲った・・・

今、年も経て心臓も脂肪で大きくなり、心臓に毛も幾分か生えた。
そして、通勤の帰りの電車の中で家族連れと出くわした。
既にそのとき、私は椅子を確保していたのである。

廻りには私より若い人も多い。
だから・・・狸寝入りに突入した。

でも、頭と同様に心臓にも「毛」が不足していたようだ。
そして、私は狸とは違う。
乗り換えの駅でも狸寝入りを続けてしまい、乗り越してしまった。

頭と同様、心臓の毛も育毛しなければならないと誓った。