2005.09.03 Saturday
長月の始まり
それは朝の通勤の出来事であった。
下を見ながら、トボトボと歩いていると。 下をみながら、 地面に落ちている物を探していた訳でも、私が卑しいのでもない。 でも小銭が落ちていると、素直に喜ぶけど。 頭が大きく重いから、自然にうつ向いている・・では、ないと思う。 先日の会議で・・よそう、愚痴をこぼしてしまう。 まっ、そんな感じで駅のホームへ続く階段をあがりかけ時。 目に入ったのは、黒い革靴と濃紺のハイソックスそして生足。 あっ、そういえばルーズソックスは壊滅したなぁ〜 濃紺のハイソックス・・清楚感があっていいなぁ〜 今さっきまでの、落ち込んだ気持ちがしぼみ、違う気持ちが膨らんでいく。 さらに目線をあげて行くと、この場合は目線だけでなく、重い頭も軽く上がって行く、目に入るのはスカートでなく、生足、そして生足。 ミニにしても・・短い。 そして、なお目線をあげていくと・・ それは、濃紺の半ズボン姿の男子小学生だった 期待した気持が急速にしぼんで行く。 そして、しぼんだ筈の、落ち込んだ気持ちが数倍も大きく膨らんで行く。 9月に成り、新学期が始まった事を実感した、長月の初日の朝の出来事であった。 |