2005.07.05 Tuesday
風呂問題
お風呂屋さんに通った経験を持っている。
東京時代、風呂が無いアパートに住んでいた事がある。 理由は簡単である・・・お金が無かったからだ。 ありなしで2〜3万円違った。 洗面器に一式を入れて風呂屋に通う。 番台で金を払い・・・反対側はまず見えない。衝立等で遮蔽している。 風呂屋に慣れると、温泉気分になるから大変に心地よい。 足も伸ばせるし、ゆったりと入れる。 怖かった経験もある。 混んだ風呂屋での洗い場で、隣に背中から二の腕に色柄つきの人が来ると、やはり落ち着かないしビビル。 逆に空いた風呂屋で、今日は空いていると喜んで、洗い場で髪の毛を洗っていたら、横に座る人の気配がして髪を洗い終わり、まわりを見渡すとなぜか、お風呂屋さんには私とその人しか居ないのに、私の横に来て座っていた・・・ 慌てて飛び出してきた恐怖の体験がある。 風呂つきの部屋に引っ越すきっかけは、いつものように風呂屋に行き、のんびり浸かって周りを見渡すと・・・なにか雰囲気が違う事に気がついた。 声が違う、隣の人の顔が濃い・・・ 日本人は私だけだった。 それがきっかけで引っ越した。 それ以降、お風呂屋さんには行っていないが、それはそれで寂しいものがある。 |