惰性と怠惰の日々

お仕事の話・・ビジネスの話です。


Ａ社の海外進出で、Ａ社はＢ商社と組み色々と画策をしています。
Ｂ商社の提案で、Ｃ機構（政府系）が企画する海外の展示会に出る事になりました。とさ。
まっそこまでは、私には一切関係ない・・
いや。。Ａ社もＢ商社も私が窓口だったのが・・最大の問題なのかも。

その展示会は海外の展示会なんだけど、公的機関のＣ機構がある一定のブースを確保していて。。出展企業を公募していたのです。
まっ、単独で出すより数段に安いので・・
Ｂ商社の提案でＡ社が応募する事になったのですが・・
如何せん、ブースが狭い。
そこで、Ａ社が考えた。
「協力企業を求めよう」「ダミー出展企業を・・・」
って事で私に（他にも数社）
「お・ね・が・い」って・・・
「費用は当方が持つ」「迷惑はかけない」「名前を貸して」
まっ、その時、ある程度のリスクは考えたのですが・・・・
取引もあり信用と実績もある、Ａ社とＢ商社さんの持ってきた話だから・・
私も薄い頭を社内で下げまくり、
「無償」「手間暇はかけない」「出張もなし」なんて言って
代表者の印まで貰って出展願いをＣ機構に提出したのです。
まっそこまでは・・・シナリオ通りっていうか予定通り。

しかし・・・そこで立ちはだかったのがＣ機構。
仕事をしないと言われる国の出先機関ですが、Ｃ機構はこの企みを見破った。
出展願いに記載した私に電話がかかって来た。
「団体や組織での出展は許可しません」（規約に記載）
「単独出展ですよね？」
言葉に詰まった私だったが・・
ある意味で予想された事だったので・・
※団体や組織で認められていたら、最初から仮の団体で出展してました
「えっ！なにを云うのですか、勿論、単独で出展ですよ」
って軽い返事をしたのですよ。軽いね。。本当は重いんだけど。
昨日、
Ｃ機構から「出展希望が多数でしたのが、御社の資料を確認し調査をした結果。是非、出展をして戴きたい！」
「ありがとうございます」
いやぁ〜これで目的達成ですよね。狙い通りです。
早速、Ａ社とＢ商社に電話を入れます
「出展企業に選定されました」
「はぁ〜そうですか・・・・」
「えっ！テンションが・・なにか、ありました？」
「実は肝心要のＡ社が選定に漏れて。。主力だったＤ社も落ち・・現在は御社だけが選定って事になってまして・・」

「えっ〜〜〜〜〜〜〜」

昇れと云われた梯子を昇ったら、その梯子を外されて・・迷子状態になりそうな・・・・・
今の私でございます。