惰性と怠惰の日々

子供が月曜日に頂いて来た。
私が子供の頃なら、夢の玩具。
｢ラジオ・コントロールカー｣

ホンダ、新型ステップワゴン。

先週の末に頂ける約束になり、週末は子供の｢ステップワゴン｣コールに悩まされた玩具だ。

月曜日は遅く帰った為、一切触らなかったが、火曜日は子供の｢ステップワゴン｣コールに負けて開封した。
組み立てを開始したのは八時半。
子供が就寝するのは、九時。
｢寝る前までに組立てるからね〜｣
軽い約束をして、開始する。

これが、組立て図だ・・・
ハッキリ言って難しい。
メンドクサイ、細かな作業が多い、手の数が足りない、私の指では太すぎる。
子供との約束時間を過ぎていく。
子供がシビレを切らしたのか、部品に触ってくる。
甘く見て、なめて掛かった組立だけにイライラしている
｢コラ〜、邪魔しないで寝なさい！｣
子供に九時までに組み立てる約束を破ったのは私なのに、逆切れしている。

でけた・・できたのが９時半。この時点で一時間経過
電池を探して試走じゃ！

動かない・・・あれっ！

電池の残量を確認してみる。問題なし・・・
って事は・・・再度分解に入る。
モーターとの接点を見てみる、モーターの装着をやり直してみる。

動いた。
終わったのが１０時。

試走も完璧だ。
片付けを始めたらシールを発見。
組立図の裏を見てみる。
どうもステッカーを貼るらしい。
小さい。位置が合わない。指が動かない。

イライラ最高潮〜！
ステッカーがずれる・・構わない押し付けてくっつける。

終わった事にする、それが１０時半　

二時間も掛かってしまった。


片付けを・・箱の表面の字に目が止まる。
｢対象年齢８歳以上｣

我が子は８歳以下だ、でもそれはどうでも良い。
８歳以上って事は８歳の子供が組立てる事を前提にしている筈だ。
確かに組立図の漢字には全てルビが打ってある。

問題はそう、私が８歳を大きく越えていることだ。
そして、片付けを止めた。
もし、他にステーッカーとかや付属部品が見つかるのが恐いからだ。