2006.02.02 Thursday
決断問題
朝の電車。
座れる事はまずない。 諦めている。 でも、たまに、偶然に。 目の前の人が途中の駅で席を立つことがある。 でも、昨日は違った。 電車に乗った途端、目の前の席が空いたのだ。 ラッキーである。 たまにこんな事が有ってもよい。 年末ジャンボも初夢くじも外れたけど。 こんな小さなラッキーは嬉しい。 途中の尼崎駅で別れた宝塚線と合流する。 その尼崎駅で、宝塚線からくる電車と交互に入線するわけだ。 その日は、その宝塚線から来る電車が遅れていた為、時間調整が発生した。 遅れた電車が入線して、いざ出発かと思っていたら、遅れている電車が先に出るとの放送が・・・ 昨日は、少し早く会社に行きたかった。 そして、目の前の電車の方が先に出発する。 今、座っている電車は確実に目の前の電車の後に到着する。 悩みが・・決断が・・・頭の中でグルグルと。 そう目の前の電車に乗った方がよい。 そう私は苦渋の決断をくだしたのだ。 折角、座れた座席は名残惜しい。 でも、目の前の電車に乗らなければ・・ 席を立ち、電車を降り、目の前の電車に近づくと。 目の前で扉が閉まった。 振り返ると、私の座っていた席には他の人が座っていた。 シャイな私は、車両を替えて目的地に向かうあいだ、 なぜか、えらく落ち込んだ私を感じていた。 |