2005.12.11 Sunday
生存競争問題
私は四人兄弟の末っ子として産まれた。
その為、食べるのが早い。 子供の頃、ゆっくり時間を掛けて食べるなんて考えられなかった。 油断をしていると、メインのオカズは食卓から消えうせていた。 だから、どんなに熱くても口の中の火傷も恐れずに食べた。 もちろん、あんまり噛まない、出来るだけ早く胃の中に送り込まないと成らなかった。 そうしないと、兄や姉達に容赦なく食べられたからだ。 美味しいものがあると、最初に食べて二個目を次に取り、そして手元で隠す、そんな裏技も使っていた。 無論、今でも早い。嫁があきれる程だ。 早食いは肥満の大敵である事は理解している。 でも、子供の頃から出来上がった食に対する姿勢は容易に変えられない。 ところが、我が子は一人っ子のせいか、極端に遅い。 夕飯は時間は掛ける。 私なら、食事をして風呂に入りノンビリと寛いだ頃に食事が終わるペースである。 あっ、私は風呂も早い。でもキチンと洗っている。でも早い。 そんな子供が生存競争に生き残れるか・・・ 嫁に心配だと、伝えた事がある。 そうしたら・・ 「確かに子供は遅いけど、あんたが異常なのよ」で決着した。 |