2005.07.28 Thursday
夏の陽射し問題
人は皆、陽の当たる道を歩きたいという。
日陰者と、廻りから後ろ指をさされる事を嫌う。 でも、日陰の道を歩かないとならない人も多い。 しかし、私は陽の当たる道は出来るだけ通らない。 家を出て、駅に向かう道が東向きに続く。 朝、真正面から夏の日差しが攻めてくる。 僅かな影を求めて、道端の電信柱の影をたどって歩く。 帰りは時間が早いと西日攻撃を受けるが、幸か不幸かそんな時間に帰る事はない。 駅を降りて会社に向かう道も、影をたどって歩いていく。 陽の当たる道は近道でも避ける。 日中も交差点では、信号柱の細く短い影に少しでも体を入れる。 電信柱や信号柱の陰は細い。 でも、横に成長した体に太い体は入らない。 それでも、少しでも日陰を求めて歩いていく。 それでも、夏の日差しは容赦がない。 私の真上から照りつける。 仕事で歩く私はスーツ姿。 だから、体も腕も足も日焼けしていない。 問題は・・・ 今、私の体で一番日焼けしているのは頭頂部かもしれない。 |