2007.11.05 Monday
北京乗物問題
北京旅行。
現地での足は観光バス。 北京空港について、北京空港から帰国するまで 全て同じ観光バスでした。 乗り物好きな私。少し期待したんです。 中国の観光バスかぁ〜ってね。 でも、私達を待っていたのは ネオプラン ドイツブランドの日本でも良く見かけるバスだったのです。 北方豪華客車=NEOPLANって事なんでしょうか。 でも、なんか異常事態に巻き込まれる心配が減るので安心はしたのです。 でも・・・ バスのリクライニング機能 二つボタンがあります。前後の矢印のボタン。 これは席のリクライニング機能。背もたれが倒れるシステムです。 横方向のボタンは。。ナント!席が広がるのです。 体の大きい人には便利、二つ並びの席の間が最大3センチ程広がります。 こんな機能の座席は初めて見ました。良いですねぇ〜 ただし!。動けばです!。 前後の背もたれボタン、押さないでも自然に倒れる椅子が何個か・・ 横移動のボタン、正常に動く椅子が少なかった。 (☆私の席は頑張ったけど、ピクリともしない) それでも、バスの中は綺麗に掃除されていて。。まっそれなりに快適。 でも、、、エアコンが・・ エアコンがあるのかどうか。。悩みました。 北京は晩秋と言いながら、日本の冬並の気温。 ですのでバスの中は暖房がガンガン。 ガンガン・ガンガン・ガンガン 熱い。。暑いよぉ〜。。乗客から苦情が上がります。 前の方で中国語のやり取りが激しく聞こえてきます。 バスが信号待ちをした。その時!。 運転手が凄い形相で後部座席に向かってきます。 えっ。・・・なにぃ? 文句をいうなぁ〜って事を言いに来たのでしょうか? 違いました。運転手は後部座席天井のベンチレーター (天井の換気口)を開けて・・空気の入れ替えを・・ その前にエアコンを調整してよぉ〜との言葉は・・ まっ日本語ですので聞こえないのでしょうか?。 バスを降りて・・屋根を見上げると空調機が鎮座しています。 メーカー名も確認できます。 松芝空調 なお。松下と東芝の合弁会社ではないようです。 バスは・・走ります。 前の割り込みに対応する為の急ブレーキ。 パトカーだって割り込んで来ます。 割り込みを防止する為に車間距離は・・詰めます。 道路が混んでいるので。。走れる所は飛ばします。 車線はあってなきの如く。 信号は右折(車は右側交通なので、日本でいえば左折の感覚) は、信号に関係ありません。 車が突っ込んできても、関係なしに右折していきます。 自転車は信号や交差点は関係ないようで、どこでもスクランブル交差点。 もちろん、歩行者も。。交差点の真ん中で渡るタイミングを図る人がたくさん。(もちろん信号は赤) そんな中を私達を載せた観光バスは走りまわります。 坂道発進とスロー走行が下手な運転手でしたが。。 人身事故や接触事故はなし(あってたまるか!)。 二重駐車や道路でのUターンも当たり前!。 さすが 中国兵器! 解説 中国兵器工業公司って会社なんです。 兵器を作る傍ら、こんなバスのOEM生産も行っているみたいです。 |