惰性と怠惰の日々

大阪の街。
異臭に気がついて。。道端を見たら。
銀杏の実が、あちらこちらに落ちていました。
いつの間にか、そんな季節に成ったんですねぇ〜

そう言えば、銀杏って我が家の食卓に上がった事がない。
確かに、銀杏は食材として範囲が狭いからかもしれないが・・
ある疑いがある。
我が家で、食卓に上がらない物が幾つかある。
銀杏もそうだが。。里芋も上がらない。筋子とかも・・・
そして牡蠣。
牡蠣、生食でよし、フライでも良し、鍋の具材に持ってこい。
そんな牡蠣が我が家の食卓に上がってこない。
理由は簡単。
嫁ハンが嫌いだから。
嫌いな物は食べなければ良い。
食べたくない物は買わなければ良い。
簡単な理屈である。

しかし。。問題は・・・
私が苦手としている物もある。
例えば『ヒジキ』。。あまり得意としていない。
でも、我が家の食卓には出る。
『偏食はダメ！、栄養があるんだから』
そんな言葉が添えられて。

目玉焼きを作った。
一個は綺麗に焼けた。
もう一個は目玉が潰れてしまった。
致し方ない、潰れた方は作った私が食べるか。
そう考えるのが普通だと私は思っていた。
でも。。。
嫁ハンは『作った方が選ぶ権利がある！』
その権限とやらで、私に潰れた方が廻ってくる。

焼き魚。魚の切り身を買ってきた。
焼く、実は焼く前から嫁の取る方は決まっている。
嫁は尻尾の方。私は腹身の方。
私が選ぶのではない。嫁は『腹身が嫌だ！』
その一声で決まった。

銀杏の匂いを嗅ぎながら。そぞろ歩く御堂筋。
秋は。。

食欲の秋は、もうやってきています。