2009.06.20 Saturday
日本製商品の問題の問題
今時の商品開発
私の職種は営業職。 色々なお客様の所に参ります。 色々な新製品開発のお手伝いも致します。 私の発案と機転で世の中に出た商品もあります。 逆に私の強引で、お蔵入りした商品もあります。 売りたくて頑張ったけど、全然売れなかった商品もあります。 売れる筈ねぇ〜と思った商品が売れた例もあります。 そんな事は誰にも判らないから。。顧客要望に答えて行くだけです。 そんな中 顧「これからの開発商品はなんぞや?」 私「ヤッパリ、エコでしょう。」 顧「それもあるけど。。ちがう」 私「違うのですか?。。なんだろう」 顧「壊れる事」 私「えっ壊れる事ですか?」 顧「そう、寿命がきたら、自然に崩壊する事」 私「えっ寿命ですか、長寿命とかじゃないのですか」 顧「長寿命。。製品には設計寿命って物がある」 「設計寿命以上に使われて、故障してクレームになる時代だ」 私「それが壊れる事じゃないのですか?」 顧「だから、寿命が来たら自然崩壊しないとならない」 「そんな部材の商品提案を持ってきてくれ」 「壊れたら次の商品が売れる」 「自然崩壊したら、引き取りも不要だ」 10年以上前の自転車(1994年〜1999年製) 自転車10年ってもう、寿命じゃないの・・ 『チタン材使用の自転車』点検・処置はお済みでしょうか? だから、チタンなんかで自転車を作るから・・・ 錆びない自転車じゃなくて、錆びる自転車がトレンドなのよ 私の自転車、10年錆びだらけで乗り換えたんだよ。 冷凍冷蔵庫、1989年2月から1992年10月までに製造 我が家の冷蔵庫、10年を迎えずにご臨終。 高寿命、省エネ設計の日本製より 低寿命、高消費の中国製の方がトレンドなんですよ。 |